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2012年4月21日 (土)

大賢者 第二章 生まれ変わりの印 No.41

No.41

「まあ、待て待て、俺様の出番が無くなるじゃないか。少し待ちなさい。もう少し高貴な登場しようと思ったのにしょうがねえな、俺はコントンボリだ。」

そう言うと、祭壇のボーリ像に供えられていた奇妙な土偶が変化して人の形になった。

杖の巫女が声を張り上げた。

「アマナ様はこう言っておられる、コントンボリの言うことは半分も信用できない。

ワニ神よ、ボーリ様が聞き届けてくれない以上、アマナ様は殺された日嗣の御子の魂を、黄泉の国にて誰かに憑依させ復活させると言っておられる。益の無い報復は思いとどまりなさい。」

 

「む、なんと阿呆な!俺なら白黒二頭のヤギの生贄と、人間の子供一人の犠牲でいい。どうだ?さすればすべて丸く収めようぞ!」

中庭は、異形の者達の喧噪と木琴の音で溢れた。

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