フォト
無料ブログはココログ

« 大賢者 第二章 生まれ変わりの印 No.45 | トップページ | 大賢者 第二章 生まれ変わりの印 No.47 »

2012年4月28日 (土)

大賢者 第二章 生まれ変わりの印 No.46

No.46

「コントンボリ、黄泉の入り口というのはまだ遠いのか?」木琴弾きのジョロボが言った。

「ああ、まだまだだ。貴様の人生もキビシーだろ?まっくらけの夜中に分かってくるんだ人間は。」

「あの光はなんでしょう?」

アサビコが指を差して言った。

「あれか?あれなら、狐の行列の鬼火じゃろ。仲間の娘の婚礼で嫁入り行列をやってるのじゃよ。狐も祭りの好きな動物じゃ。」長老が煙草を一服付けて言った。

「人生は短…、やや!その銀紙に包まれた褐色のかぐわしいものは?チョコレート!」コントンボリはアサビコのポケットを覗き込んだ。

「そう、これはジジから貰ったんだ、いざという時の食料にと。」

「俺によこせば君を幸せにしてあげてもいいぞ!いますぐにでも!俺はチョコに目がないんだ!アサビコ君、俺の開いた口によこしたまえ。アーン。…でなければ黄泉は分からんぞ!」

« 大賢者 第二章 生まれ変わりの印 No.45 | トップページ | 大賢者 第二章 生まれ変わりの印 No.47 »

天頂の惑星外伝 大賢者」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大賢者 第二章 生まれ変わりの印 No.46:

« 大賢者 第二章 生まれ変わりの印 No.45 | トップページ | 大賢者 第二章 生まれ変わりの印 No.47 »