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2012年5月10日 (木)

第三章 黄泉からの帰還 No.50

No.50

アサビコの一行はコントンボリを先頭に、次の日には白い象の国を通過した、ここで象の王から移動する幻の湖の位置を聞いた。

白い象の王は自らの背に一行を乗せて水先案内しようと言ってくれた。巨大な逆さバオバブの林立する地帯を横目に、三重塔の屋根ほどの高さも在る巨象の背に揺られ、アサビコらは砂漠に入った。

「これは絶景じゃわい!だが、この辺りに人は住んでおらん。昔、ミタクアという町があったが今はもう無い、何処かに町ごと消えたと聞いた。何度かワシは来たことがあるが、湖など無いはずじゃ。」長老は眺めすかして言った。

象の王はこう言った、

「ははは、人間には分かるまい。日暮れてライオンの背を三つ越したら、月の後を追う。そこに幻の湖があるはずだ。ミタクアはあるとき黄泉に埋没した。」

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