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2012年10月17日 (水)

第五章 ジョロボのザイロフォン世界 No.80

No.80

そこに突如、煌めくほうき星に乗ってコントンボリが現れた。「やあ、諸君またお会いできてうれしいぞ。」

「コントンボリ!?君も位相を自由に横断できる者なのか!」テスラ博士が言った。

「ばかを言え、俺さまはボーリの眷属である言わば神だ!位相ごときものを自由に超えるのは朝飯前のことよ!何処に行くのも俺さまは自由自在なのよ。」コントンボリは長身痩躯の身をそっくり反え返らせて言った。

「おお!それでは、サラガウラの長老と白い象の船を、黄泉からここへ連れ戻すことが出来るじゃろう?われらはまだ旅を続けなければならん…。呼んでくれ!すぐにがいい。」メスーゼラがそう言うが早いか、聞いていたジョロボは木琴にビーターを振り下ろし演奏を始めた。

「おいおい!ちょっと待て!なんて神への畏敬の足りん連中なのだ!こういう場合はたんまりお賽銭でもあげて祈ってから、慎重に願い事でもなんでも恐々打ち明けるものだ。

…俺さまの場合、懐の持ち合わせが無ければベルギー製極上チョコレートでも良いぞ!」コントンボリはすっくと立ち、仰け反って、出した手を催促するように細かに振った。

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