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2012年11月12日 (月)

第六章 五万年紀 No.85

No.85

アマナの漆黒の濡れたような黒髪と、切れ長の目は、白いベールの被り物で光をさえぎられてもその顔は柔らかい影に一層の神秘をたたえ、深みに輝いていた。

アマナは低くつぶやいた。

「あれはいったいどなたか…。」

アマナは心に映る影を見ていた…。あの仮面を被った人物…。あのウサギの精霊の仮面の人物はいったい誰だったのだろうか…。

過去の記憶は茫洋として定かではないが、それだけがアマナの脳裏には深く焼き付いていた。水汲みの女どもは誰ひとりとして見てはいなかった…。

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