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2012年11月24日 (土)

第六章 五万年紀 No.87

No.87

すると、われもわれもと女達は同時に喋った。

「私の亭主も音信不通だよ!」

「ああ、あたしもだ、会いたいのにどうして来ないんだい?」」

「死んでも魂はあるはずだろ?」

「あの世はそんなに遠いのかい?間抜けだが愛していたんだよ、会いたいよ。」

「死んで、それっきりじゃたまらないよ!」

女達は、さも男がまだ生きているごとくに中空に大声で訴えた。

するとアマナがまた何事か伝えた。

「…さぞ辛い事だったでしょう。アマナさまは英霊をギルモアの木琴で迎えよ、と言っておられます。」身を起こし、ユマの鈴の様な声が響いた。ユマはアマナのメッセージを続けた。

「死者は帰っても見えないし、ものも言えない…。ですが、ギルモアはその言葉を話す。聞きたければザイロフォンジョロボに頼むとよい」。アマナは女達にそう告げた。

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