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2013年4月 7日 (日)

大賢人 第七章 信じようと信じまいと No.98

No.98
「まいったな、俺の喋ったボヤキが、ボープラ様に届いちまったみたいだな…。」ジョロボが頭を掻いた。
「何を言いおったのじゃ?」長老が言った。
「貴様!五万年紀の人類の願いだぞ?!」黒土の精霊が怒鳴った。

「ボープラが、人間には闇しか見えないと言うもんで、"神も仏も在ったもんじゃねえ、在ったらお目に掛かりたいもんだ!"と、喋っちまったのさ。」ジョロボは茶目っ気のある目玉を天地にキョロつかせた。
「それが願い事だ!」
土の精霊どもは、足下を覗き見るようにして仰天した。
「…まったく、此処はどうみても神域に違いない!恐れ多い事だ!ワシらは退散する!」そう言うと土の精霊たちは、あっという間に地面に消えた。
信じようと信じまいと、神や仏に人間が直面するという、いやはや大変な願い事が叶うこととなったのだ。

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